■医用動画ハードディスク記録システム |
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■医療用画像管理システム(PACS) マイティ・ワン(INFINITY Medical Soft Inc.) 当院では2013年2月より顧客管理システムの入替を行い電子カルテ化への移行準備(詳細は最近の話題にて)を行っていますが,その第2弾として,2013年7月にPACSを導入しました。PACS (Picture Archiving and Communication System)は,複数のモダリティー(CT検査装置,レントゲン装置・CR,超音波画像診断装置,血管造影装置,あるいは内視鏡診断装置などの用画像診断装置)から発生する各種デジタルな医用画像データをDICOMサーバーにそれぞれ送信して,保管・管理し,オンライン・ネットワーク上でやりとりする医療用画像管理システムです。従来は,フィルムに印刷したり,それぞれの診断装置毎にメディアを介してパソコンに取り込んでいましたが,PACSの導入により,各モダリティーで記録した画像データは瞬時にDICOMサーバーに転送され,各部屋に設置されたクライアントPCで閲覧できるようになりました。さらに一足はやく稼動している顧客管理システム・AhmicsとPACSを連動させることで,電子カルテ上からすぐにDICOMビュアーを立ち上げて,各部屋のクライアントPCで関連画像を瞬時に表示することができるようになっています。これにより画像検査データの保管や管理が大変スムースになり,画像検査後のデータ保存に要する時間や手間がなくなり,飼い主様に対しても画像検査後の説明までの待ち時間が大幅に短縮されました。なお,DICOMビュアーによるレントゲン読影において,クライアントPCのビデオボードやディスプレーの性能(解像度,階調,コントラストetc)によって,診断精度が異なることがあります。当院では,その対策として詳細な読影や診断に際しては,最良の画像で読影できるように従来からの医療用の高精細モニターに加えて最新の4K×2K対応の超高精細モニターを導入しております。 |
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・読影専用のクライアントPC![]() |
・DAICOMビュアー画面(Mity Viewer WR )![]() |
処置室の壁面に配置した,読影専用のクライアントPC(手前) |
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