・体重計付き電動昇降式診察台×5台 ・解析機能付き心電計×1台 ・動物用血圧計×1台 ・CCD付き三眼式光学顕微鏡×2台 ・ヘマトクリット遠心器×2台 ・マイクロチップ専用遠心器×4台 ・多項目自動血球分析装置×1台 ・生化学自動分析システム×1台 ・電解質専用アナライザー×1台 ・血液ガス分析装置×1台 ・蛍光免疫測定装置×1台 ・免疫凝集測定装置×1台 ・簡易血中乳酸測定器×1台 ・犬CRP測定装置×1台 ・自動血液凝固時間測定装置×2台 ・尿化学分析装置×1台 ・臨床屈折計×2台 ・検眼鏡×4台 ・耳鏡×4台 ・スリットランプ×2台 ・自動眼圧計×1台 ・恒温器×3台
■動物用多項目自動血球分析装置 XT-2000iV(SYSMEX) 当院において6世代目となる自動血球分析装置です。従来の血球計数器では,白血球は4分類までで,しかも血球サイズだけで判断するため,精度面でかなり問題がありました。このため当院における白血球分類の算出は血液塗抹染色標本による目視法が中心で検査に時間がどうしてもかかっていました。今回導入したXT-2000iVは,核酸染色蛍光フローサイトメトリー法による高精度な分析アルゴリズムを搭載した多項目血球分析装置である人用のXT-2000iをベースに動物用パラメーターを移植した装置であり,正確な白血球5分類に加え,網状赤血球や従来の機器では参考値としてしか測定できなかった猫の血小板数なども正確に測定が可能となりました。しかも,1検体あたり45秒と動物用では最も短時間で検査結果の出力が可能です。そして検査結果は,今回新に構築した当院の顧客管理システム(電子カルテ)にDIFFスキャッタグラムも含め,取り込まれ,どの部屋からもすぐに結果を確認することができるようになりました。これにより従来血液塗抹染色標本に頼っていた白血球分類の手間が大幅に簡略化され,正確かつ極めてスピーディーにCBC検査を行うことができるようになりました。(2012年8月)
■自動蛍光免疫測定装置 Mini VIDAS(BIOMERIEUX) 上記SPOTCHEM VIDAS SV-5010の後継機で甲状腺ホルモン(T3,T4,fT4)や副腎皮質ホルモン(コルチゾール)さらにはジギタリス血中濃度などを測定するために使用している装置です。通常これらの内分泌検査や薬物血中濃度は外部の動物専用あるいはヒト用の検査センターに委託して行います。ただ,動物における甲状腺ホルモン検査の一部は現在海外に送付しなければ測定できず,測定結果が出るまでに2〜3週間と長時間を要します。この装置の導入により,1時間足らずで検査結果が得られ,治療が速やかにスタートできるようになりました。他の動物病院からの委託検査も受け付けています。(2016年10月)
■耳鏡・検眼鏡(HEINE) 診察室や処置室で利用しているHEINE製の耳鏡,検眼鏡およびスリットランプです。耳鏡は耳ダニ寄生のチェックや鼓膜の状態などをチェックするのに欠かせない道具であり,また検眼鏡やスリットランプは角膜の状態やさらに眼内の状態をチェックするのに必要な装置です。
■動物用ポータブル・スリットランプ ハイネスリットランプHSL150(HEINE) ポータブルスリットランプ(動物用)Kowa SL-17(Kowa) 角膜検査に利用しているポータブルスリットランプです。4Kデジタルカメラにより高精細な写真と動画が撮影できるオプションを取り付けて使用しています。
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